40th Engineering

フリスクのCMをご存知ですか?日常の中にアイデアが降りてくる瞬間を切り取った傑作です。そんな「ピーン」とした瞬間を記録に残したくてブログを始めました。現状ほとんど買い物日記ですが。

子どもにプログラミングを教える(その3 キーボードタイピングを教える)

小2の長男と一緒にMOONblockを始めてから一週間ほどが経ち、MOONblockの次、つまりビジュアルプログラミングではなく、テキストでのプログラミングについて考えるようになった。

 

MOONblockは奥が深いので、あと二、三ヶ月は楽しんでくれそうだ。飽きたらスクラッチを始めてみるという手もある。スクラッチはユーザーが多く、様々なサンプルが動画で存在するので、それを見るだけでも十分だ。

 

とはいえ今のペースでハマっていると、半年~1年で物足りなくなるだろう。長男が小3に上がる来春から夏休みくらいまでの間に、テキストプログラミングへの転換が起こるのではないか。そんな気がする。

 

あまり先のことを考えてもしかたがないのだが、長男は一旦ハマると長いので、おそらく複雑なものが作りたくなってくるはず。しかし今はアルファベットすら読めないので、テキストを打てるようになるまでにはそこそこ時間がかかる。この半年で、多少はキーボードタイピングをできるようにしておいたほうがいいだろう。

 

タイピングについては、一度挫折したことがある。1年生のころ、昆虫が大好きな長男が、「『ギラファノコギリクワガタの戦い』って検索して!」とか、「『ヘラクレスオオカブトの戦い』って検索して!」とか、「『パーリーヒラタクワガタの戦い』って検索して!」とか、あまりにうるさいので、それなら自分で検索すれば、とキーボードタイピングを練習させたのだった。

 

いわゆるタイピングソフトを使ったのだが、ホームポジションとかうるさく指導していたらすっかりやる気を失ってしまった。

 

同じ轍は踏みたくないので、今回は別の方法を取ることにした。打ち方は自由。ローマ字表を渡して好きにやらせる。

 

大人は効率のことばかり考えるから、タイピングも後から直す手間を考えて、最初から正しいフォームで教えたがる。でもそんなの子どもには関係ない。本当に早く打ちたくなれば、自然と修正されていくのだ。振り返ってみれば、自分もそうだった。

 

そして、いくら虫好きとはいえ、検索のためだけだとタイピング学習に身が入らないこともわかっていたので、長男と交換日記をすることにした。息子はこういうのが大好きなのだ。前の晩に僕が短いメッセージを送っておいて、次の朝に息子が妻のMacから返事を返す。

 

ツールはSlack。なぜかというと、なんかカッコイイじゃーん、というのは4割くらい本当で、一番の理由はLINEやchatworkを妻が別の用途で使っていたから。gmailでもよかったんだけど、もうメールという時代でもないだろう。

 

案の定、長男は乗ってきた。自分のためにお手紙が届くというのが非常にうれしそうだ。大分生意気な口をきくようになってきたが、こういうところはまだまだ子どもらしく、いじらしい。

 

返事も、「こんにちは」とか「ぱぱげんき」とか、たわいもないレベルだが、半年もやればそこそこ打てるようになっているだろう。並行して、少しずつアルファベットも教えていこうと考えている。

 

 

 

 

子どもにプログラミングを教える(その2 MOONBlockに挑戦)

小2の長男と一緒にMOONBlockを始めたわけだが、さすがに何も教材がないと厳しかろうということで購入したのが「MOONBlockでつくるゲームプログラミング」。

 

この本を通読すると、全部で10個のゲームが作れるようになる。一つのゲームは見開き1ページに収まるくらいのボリュームで、マウス操作に不慣れな息子でも30分あれば十分作れるようになっている。

 

クラッチJrのコンセプトは「動く絵本をつくる」という感じだったが、こちらはそこそこゲームっぽいゲームを作ることができる。用意されているキャラクター画像はドット絵で、ファミコンやPC98時代を思い出す。

 

長男はすっかりハマってしまい、この一週間、毎日触っている。一日一つのペースでゲームを作っているのでそろそろ終わりそう。元々作りたいものがはっきりしている息子だが(つまり頑固)、自分なりにアレンジを加えながら楽しそうにやっている。

 

僕はビジュアルプログラミングソフトとしての出来栄えを語れるレベルではないのだが、キャラクターを選び、登場させ、動かし、一定の条件の下で制御を加えるという基本的なロジックはイメージしやすく、「ここ、どういうつもりで作っているの?」と親が尋ねても比較的すらすらと答えられる。

 

長男はちょうど今、学校で不等号の勉強をしている。5と3の間に不等号を入れましょう、なんて問題、大人が見てもどこが面白いの?という感じだが、ゲームを作る過程の中で出てきてくれると、実生活で役に立つ感が伝えられてすごくありがたい。

 

本には、上から次々と落ちてくる敵を倒すシューティングゲームが収録されている。ゲームオーバーの条件は、打ちきれずに画面の一番下まで敵が到達してしまうこと。

 

MOONBlockのゲーム画面は縦横320x320で、縦=y、横=xで座標指定。そして、ゲームオーバーの記述は、「敵がy>=320になった場合」。この不等号は息子にもイメージしやすいようだった。

 

さて、次はどうしよう。前掲の清水さんのブログでは、「enchant.js+JavaScritptで行こう!ゲームプログラミングの世界」という書籍がおすすめされていた。購入してみたが、、、しかしこちらは完全にビジュアルプログラミングから離れてしまっているので、息子にはまだ早い気がする。

 

「MOONBlockでつくるゲームプログラミング2」みたいなのを出してくれればうれしいのだが、そういうわけにはいかないので、あと10~20ほど、簡単なサンプルゲームを作ってあげようかと思っている。

 

 

子どもにプログラミングを教える(その1)

右か左かでいうと、「プログラミングを小学生の必修科目に!」みたいな風潮には異を唱えるほう!

 

だってさ~、ロジックを学ばせたいなら超高級言語の国語があるじゃんかー。それにプログラマーって仕事が30年後にあるかどうかもちょっと怪しい。あるとは思うけど、通訳のような限られた人間の仕事になるような気もする。

 

とネガティブから入ってみましたが、プログラミングは確かに楽しい。僕のプログラミングスキルなんて、せいぜいwordpressPHPをちょいといじったり、簡単なVBAマクロをつくったりするくらいだけど、それでも思い通りに動いたときは「おお~」ってなる。

 

なによりゲームを作れるのがステキ。もちろん高級言語の国語だってすごいゲームが作れるとは思うの。人狼ゲームとか。でも、なんというか、やっぱり子どもはそういうの、あまり惹かれない。

 

僕は今でこそゲームはほとんどしないけど、小学生のときはロードランナードルアーガの塔やスーパマリオブラザーズドラゴンクエストに熱狂した世代。

 

当時、ゲームウォッチくらいのクオリティのゲームが自分で作れたら、それはもう興奮度MAXだったことだろう。実際僕はファミリーベーシックまで持っていたのだ。親父にbasicひたすら打ってもらっただけだが。やたらgo toがあったのは覚えている。ピーガーピーガー。

 

という記憶をたどりながら、小2の息子にプログラミングを教えてみることにしました。だってマインクラフト与えてみたら、それ以来ゲームが作りたい作りたいってうるさいんだもの。「作れないならSwitch買って」って交渉にならないことを言うのだもの。

 

実は幼稚園の頃、息子にスクラッチジュニアを与えたことがある。部屋の隅に転がっていたiPadの第二世代で。すごくハマっていて、子どもらしく、結構クリエイティブなものを作ってた。ネコが延々ジャンプするやつとか。

 

だが、次になにをしてあげればよいかわからなかった。僕がプログラマーならなんとかなったのかもしれないが、残念ながらそうではない。僕の知っているプログラミングというのは英字と数字によるテキストの羅列であり、スクラッチジュニアとは3光年くらい離れているような気がした。

 

マインクラフトでプログラミングというのも考えた。試しに入れてみたが、これもまだ小2の息子には難しかった。そもそもキーボードも打てないわけで、いきなりテキストはハードルが高い。

 

そんなことを考えながら検索していると、清水亮さんというプログラマーのブログに行き当たった。その世界ではかなり有名な方らしい。清水さんも同じように、スクラッチジュニアもいいけど、その次が難しいよねという話をされていて、代わりMOONblockというビジュアルプログラミングソフトを紹介されていた。

 

MOONblockというのは、Javascriptで作られていて、ビジュアルプログラミングソフトながらソースを見ることができるらしい。Javascriptなら多少はわかる。それにブラウザさえあれば動くそうだ。

 

さっそく二冊ほど本をかって息子と一緒に始めてみたところ、これがズバッとハマりました。まあ小学生なのですぐに飽きる可能性もあるとは思うのですが、しばらくやってみようと思います。

 

つづく。

 

 

 

 

 

オカムラのバロン(オフィスチェア)を使う

世の中にはオフィスチェアについて一家言ある人が大変多い。
 
はーい、はーい!僕も僕も!!
 
とはいえ僕はオシャレ・インテリアショップの店員さんではないから、自分が購入したものしか語れない。すなわち、ミラチェア、バロン、ミラ2チェアの3種類。ミラチェアとミラ2チェアについては改めて述べる機会もあるだろう。今日はバロンについてのお話。
 
正確に言うと、バロンは僕のものではなく、妻の椅子だ。カミさんは自営で家で仕事をしているのだが、ずっと椅子には無頓着だった。しかし腰痛持ちの僕から言わせると、椅子にこだわらないなんてありえん。今アリエン・ロッベンとかけようか迷ったけどかけないで、とにかく健康的に生きようと思ったらオフィスチェアは本当に重要。
 
さらに言えば、生産性とオフィスチェアの良し悪しはもはや永遠の愛を誓うレベルで固く結びついている。日本の生産性が低いって話はもうずっと言われてきて有識者の皆さんが講演で生産性を上げるには、、、、なんて稼ぎまくっているけど、そんなの椅子が悪いからに決まってる。
 
つまりスタバでタタタターンなんて無能の極み、と僕は思ってないですけど、アパートの隣部屋の人が言っていました。このブログではそこかしこで「モノには相場というものがある」と訴えているわけですが、僕の中でオフィスチェアの相場はものすごく高い。10万円、全然OK!
 
そんなわけで奥さんに言ったわけですよ。
 
僕「もうあなたもいい歳なんだから、椅子にこだわったほうがいいよ」
妻「そうかしら、じゃあ買おうかな」
僕「そ、そう?じゃ、じゃあ一緒に選ぼうか、いくつか有名なシリーズがあってね」
妻「あ、これがいい。バロンという名前の。Amazonで注文すればいいかな」
僕「いやちょっと待て!オフィスチェアは奥が深くて前傾後傾ハイバックローバック可動域」
妻「そういうのいいから。早く買おうよ」
僕「さすがに座らないとわからないって、、、」
妻「ちょっと座ったくらいじゃわからないって、、、」
 
と渋るカミさんを無理やり引っ張って家具屋へ。僕はショールーミングに気が引けてしまうタイプなので、あらかじめネットと価格差が小さいところを探していきました。
 
そこでいわゆる定番品をあれこれ座り座らせ、結局カミさんの意志はピクリとも揺らぐことなくバロンを購入。ローバック、座面はクッション、赤色で、グラデーションメッシュ、ポリッシュでギラギラ!
 
数日後に自宅に届いて、奥さんの審美眼に少し感心した。なるほど、確かにオシャレな椅子である。実は店ではもっと多機能なのを勧めたのだけどまるで興味を示さず。「部屋に合わないよー」でおしまい。メカメカしいのはまるでノーサンキュー。バロンもランバーサポートは駄目。シンプルイズベスト。
 
男性目線で見ると、バロンという椅子は可動域も少ないし、いまいち琴線に触れるところがないとずっと思っていた。しかしその控えめさがちょうどいい。カミさんはダイニングテーブルで仕事をしているので、必然的にバロンも居間に置かれているのだけど、別になんの違和感もない。これがアーロンチェアだとそうはいかんだろう。
 
しかもチェアとしてのクオリティが高い。元々157cmのカミさんが使うことを想定してローバックで買ったので、176cmの僕にはちょっと小さいなあ、という感覚だった。しかもランバーサポートもついていないから、まあ僕が使うことはないだろうなって。
 
しかし試しに座ってみたらこれがまたベストフィット。全体的に僕には少しコンパクトで楽に姿勢を保てる椅子ではまったくないのだけど、その分意識して姿勢を維持しようとする気持ちが働いて、長時間座っていても疲れない。
 
そう、バロンはまっすぐな姿勢を取る人が使う椅子だと思います、個人的な意見ですけど。たとえば僕はミラチェアをかなーり後傾でずっと使ってきたのだけど、バロンでそれをやろうという気にはならない。まあ背もたれの大きさもあるのだけど。
 
一方、カミさんにとっては少し座面が高かったようで、足台をおいたり、あぐらをかいて座っている。そうそう、そうなんだよねー。オフィスチェアってやっぱり日本女性には少し大きい。バロンも座面低めに設定できるほうだけどそれでも422くらいだもんね。座面がクッションではなくメッシュだともう少し下がったみたいなんだけど、まあそれは仕方がない。ちなみにミラチェアはたしか400くらいまで下げられて、すごく稀有な椅子だと思う。
 
とまるで昨日買ったような書き方をしたのだけど、すでに四年近く使っている。それでどうかというと、、、。あまりヘタっていない。もちろん背もたれや座面はそれなりに毛羽立ってきているのだけど、驚いたことに座面のクッションはまだまだOKな感じ。さすが日本製、と持ち上げるつもりもないのだけど、オカムラさんいい仕事してまっせ。
 
家で使っているだけに子どもの食べこぼしがシミを作っている点については、どうかご容赦ください。

アシックスのランニングシューズ(GT-3000)を買う。そしていかに私はすねの痛みから脱却したのか。

ずっとサッカーをしてきたから、走るのに抵抗はない。しかし、ジョギング、ランニングの類は嫌いだった。どこがおもしろいねん?って感じ。
 
友達にマラソンに誘われたこともあったけど、長くて10キロが限界。すぐに飽きてしまう。みんなよくやるなあ、って思ってた。
 
ところが、子どもができてから気持ちに変化が生まれた。週末、一人で考えごとをするのに、ジョギングはうってつけなのだ。家にいたら3人の子どもたちが間断なく飛び掛かってくるし、とはいえ喫茶店でのんびりするのも、カミさんにちょっと気が引ける。
 
「ちょっと一時間ほど走ってきていい?健康のために」というのは、なんとなく大義名分があるし、時間的にも「まあ、いいか」というお許しがでやすいのだった。
 
実際、健康の問題もあった。体重がどんどん増えてきたー。仲間たちとサッカーをする頻度も、ここ数年は半年に一回か二回がせいぜい。とてもじゃないが運動にならぬ。しかもうちには育ち盛りのわが子が三匹。負けじと食べる父。そりゃあ体重も増えるよねー。
 
僕は身長176㎝。ベストな体重は66から70kgくらいだと思っている。実際5年前はそのくらいだった。というかそもそも僕はやせ形で、社会人になったころは60kgを切っているくらいだったのだ!!!
 
ところがこの5年で一気に増えて、なんと現在84kg。ど、どうなってしまったんだ、俺、、、。
 
そんなわけで、ジョギング。
 
幸いなことに、僕は皇居の近くに住んでいる。皇族ではない。だから市民ランナーなら誰もが憧れる、、、憧れるのかな?皇居ランはOK。なんなら毎日走ってもいいくらい。
 
ということで始めましたよ、皇居ラン。そしてすぐに挫折しましたよ。なぜって?
 
すねが痛い。
 
心肺機能にはまったく問題ないんだけど、20分も走っているとすねが痛くて痛くて走るどころじゃなくなってくる。なにこれ?
 
体重が急激に増えたから?膝から下が悲鳴をあげているのだろうか?でもサッカーしていてすねがいたくなることなんて一度もないぞ。コンクリートだから??いや、以前もジョギングしたことあったけど、こんなことはなかったぞ。走り続けていたらいつか胸のこの痛み、なくなるのか??
 
それでしばらく痛みをこらえながら続けてみたのですが、いっこうに収まらない。うーむ、こまった。これは体重落ちるまで走るなということなのかな、、、。でも走らなきゃ痩せないしな、、、。
 
インターネットで調べてみた。シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)なる言葉が出てきた。無理をすると疲労骨折するみたい。うむう、、、でもどう考えても疲労骨折するほど走ってない。
 
すねの筋肉が不足しているから、という話も見つけた。しかしこれでもサッカーをずっとしてきた身。そりゃあ体重を支えきれなくなったというのはあるのかもしれないけど、、、。
 
腑に落ちないまま、数週間が過ぎた。その間、不定期に走ってはいたが、相変わらずすねは痛い。とても痛い。
 
どうしようかと悩んだ挙句、Facebookでつながっている大学時代の友人が結構走っていることを思い出した。連絡を取ってみる。返事はすぐに返ってきた。
 
「靴が悪いんじゃねーの?」
 
ほう、そう来たか。そのとき使っていたシューズは、ラン専用というわけではないが、スポーツタイプのものだった。ブランドもしっかりしている。誤解を与えないようにぼかしていうと、ナイキかアディダスニューバランスかプーマかミズノかリーボックのどれか。元々はジム通いのために購入したものだった。ジム通ってないけど。
 
「うーん、別に変な靴履いてないけど」
 
「なんか思い当たるところない?なんでもいいから」
 
「うーん、、、、まあ少しサイズは大きいかな」
 
「謎はすべて解けた」
 
コナンかよ。
 
 
 
 
いや金田一かよ。
 
「悪いことは言わんから、ジャストのシューズにしなって。しかもラン専用の。マジで」
 
「いや、でも大きいっていってもそこまでじゃないし、結構高かったし、ルックスも気に入っているし」
 
「いやだからマジで」
 
以上数回繰り返して、しようがないから、ランニングシューズ買うことにした。
 
「絶対ネットで買うなよ。必ず試着して買えよ」
 
「わかったよ」
 
こういうとき、僕は自分を追い込むタイプ。やめられないように高いものを買うってことね。とはいえスポーツシューズで2万を超えるという選択肢は僕の辞書にないので、1万円半ばのアシックス、GT-3000というのを買ってみた。結構試し履きしたよ!
 
で、さっそく皇居の周りを走ってみた。そしたらね、すね、痛くないのよ!!なにこれ、アシックスすげー!!!
 
…と書いて、さっそくアシックス買ってしまう人が万が一いないとも限らないので、種明かしを先にしておくと、たしかにアシックスすげーなんだけど、すねが痛くなかったのは、友人のもう一つのアドバイスがあったから。
 
「ジャストのシューズ履いてさ。それでできるだけ足首の力抜いて走ってみな。たぶん足首に力が入りすぎているんだよ」
 
そう。僕は足首に力が入りすぎていたのだった。
 
どういうことかというと、どうも僕は無意識のうちにつま先を少し上げて走っていたらしい。つま先を上げるとすねにわずかに力が入りますよね。それが走っている途中で積み重なっていって、すねの痛みにつながっていったようだ。意識的につま先を上げないように、足首に変な力を入れないように走ったら、すねの痛みはなくなった。
 
友人に報告すると、すごい我が意を得たりみたいな顔になった。なったというかfacebookメッセンジャーじゃ顔とかわからないんだけど。
 
彼の名探偵によると、シューズのサイズが若干大きいことで、路面につま先が引っかからないようにという気持ちが働いた。しかも皇居ランのスタートが下りだったから(僕はいつも半蔵門側からスタート)、スピードも上がるし、それでなおのこと転ばないように気をつけた結果、すねに痛みが出るようになったのだろう、と。
 
なるほどね。まあそう言われればそんな気がする。
 
で、お節介にも友人がもう一つ付け加えたところによると、体重が増えた体が、前のシューズを信用していなかったんだろう、と。確かに前のシューズは結構昔に買ったものだった。しかし「体がシューズを信用しない」ってうまいこと言うな。
 
さて、肝心のアシックス GT-3000はどうかというと、これがまたすこぶるいい。僕はこれが処女本格ランニングシューズなので比較評価はできないのだけど、靴は結構好きでいろいろ履いている。感じとしてはニューバランスに近い。フィット感がとてもいい。
 
これは他のブランドに比べていいというよりは、僕の足にニューバランスやアシックスが合うということなのだと思う。やっぱり試し履きしっかりしなくちゃいけないなあ、とも改めて考えた次第。
 
靴というのは、関税とかそういう無粋なことを抜きにすると、基本的に値段に比例してクオリティが上がっていく。もちろん日常生活においてクオリティが求められることはそうそうなく、したがって基本的にはルックスで選ぶもの。今の靴って平均してクオリティ高いしね。
 
一方で、ジョギングというのは、思ったよりちゃんとしたスポーツである(すみません、「である」って言いたかっただけです)。だから始めるときはそれ相応の投資をすべきだと思うし、そこで一番重要なのは、やはりウェアよりもシューズだと思います。
 
GT-3000は、というかアシックスのランニングシューズは、基本的には古き良き、という感じでナイキやアディダスと比べると、テクノロジー!!って感じではない。ただ、だからこそ僕みたいなおっさんには安心できるところがあるし、実際皇居の周りを走っている人たち(おっさん、おばさんが多い)の中でアシックス率はけっこうなものだ。
 
メーカー側も、この領域しか生き残れない!という感じで頑張っている気がする。そういうひたむきな感じも僕が愛好するニューバランスに近い気がして好ましい。ニューバランスのランニングシューズはちょっとまた違うんだけどね。

無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスを買う

子どもは散らかす生き物だと理解している。
 
理解はしているのだけど、しかしわずか10分足らずで「ゴミ屋敷!ヒュー!!」みたいな日々を送っていると、なんとかして片付けを習慣づけさせたいと思う。
 
しかし、6歳と3歳の坊主どもに整理整頓を教えこむなんて無理!!!・・・無理ですよね?うちだけじゃないですよね?いや、ほんと、マジ無理。
 
しかし散らかしたそばから親が片付けていくのも限界があるわけで。なんとかしなければ、と妻と頭を悩ますこと数日。
 
「もう、ぜんぶまとめて放りこませよう」
 
整理整頓というそもそもの発想が間違っていた。でっかいおもちゃ箱を買って、とにかくその中にポイ。これぐらいならできるだろう。レゴだってプラレールだってカプラだって絵本だってぬいぐるみだって。仕訳不要。
 
とはいえ、できれば本は本棚に入れるような繊細さを身につけてほしい。だから最初は大きい箱でスタートして、少しずつ小分けにしていこう。それなら、いかにもおもちゃ箱って感じのではなく、役目を終えたら他に転用できるような収納ボックスを買おう。
 
そう思って無印良品のでっかい店舗へGO!
 
期待通り収納ボックスも山ほどあって、無印お得意の段ボール箱や、ラタンのかごや、布製で折りたためるようなやつ。他にもMDFだったりトタンだったり、もういくらでもある。
 
その中でも僕があらかじめwebサイトで目をつけていたのが、ポリプロピレンのケース。 押入れのしきりにつかうような半透明の引き出し型ではなくて、 蓋つきのハードボックス。正式名称は「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」。頑丈と名乗っているだけあって、腰掛け代わりに使うこともできる。
 
無印の訴求イメージを見ると、ガーデニングやアウトドア(車のラゲッジに積み込む)を想定している感じ。もうガンガンつかってくださいということね。
 
ヤワな箱だと、半日で子どもに壊される。硬い分、よじ登られることには注意しなくてはいけないが、おもちゃ箱にはぴったりだ。
 
サイズは3種類。特大と大と小。タイミングよく近くにいた女性の店員さんと視線があった。
 
「いや~子どもが散らかし放題で」「そうですよねー。子どもは散らかしますよねー」「それでおもちゃ箱になるような収納を買いに」「そうですよねー。おもちゃ箱に使えますよねー」「それで、この ポリプロピレン頑丈収納ボックスのどのサイズにしようか迷ってて」「そうですよねー。迷いますよねー」「小はいかにも小さいし、特大は大きすぎるかな、、、」「そうですよねー」という身のない会話を繰り広げること数分。
 
まあ大がよいだろう、という結論になった。最終的には3つくらい必要なのだけど、とりあえず1つ買って様子をみる。レジで「持って帰りますよ!」と爽やかにいう僕(41歳)。「ちょっと重いですけど大丈夫ですか、、、ご自宅にお届けすることもできますけど、、、」と店員さん。「いえいえ、大丈夫ですよ!」
 
全然大丈夫じゃなかった。たいして重くはないのだけど、体積がそれなりにあるので持ちづらい。一応箱の外からひもで巻いてくれたけど、、、。41歳にしていい苦行。電車の中で周りから無表情な視線。
 
帰って子どもたちに与えてみる。すぐさまシールをペタペタ貼り出す次男(3歳)。そうだよねー。そうなるよねー。
 
シールについては比較的寛容な我が家だが、それでも貼られると面倒な個所は多々あるので、収納ボックスに集中してくれるなら、それはそれでありがたい。早くも買った意味があったとホクホクしていると、今度は長男(6歳)がおもむろにマジックで落書きを始めた。
 
マジックについてはかなり非寛容な我が家だが、まあボックスに落書きするならいいだろう。自宅に持ち帰って30分もたたないうちに、無印良品的美的シンプルは宇宙の彼方に飛んでいってしまったが、仕方あるまい。子どもを育てるというのはこういうことなのだ。
 
肝心のおもちゃ箱としての役割だが、半分はうまくいっている。とりあえず放りこんでおけばいいというのは、やはり子どもにとってわかりやすいようだ。相変わらずガミガミ言わなきゃ散らかし放題ではあるが、少なくとも手を動かすようになった。
 
もう半分なんだけど。無差別に投げ込まれたおもちゃの中から自分がほしいものを見つけ出したいときに、どうするか。そりゃあ、ひっくり返しますよね。誰がなんと言おうとひっくり返しますよね。そうするとばあって床に広がりますよね。初めのうちは拾っては投げ入れ、拾っては投げ入れしますけど、すぐに泣きが入りますよね。あるいは放っておかれますよね。
 
結局親が片付けなければならない。
 
 
 

BISLEY(ビスレー)のキャビネットを愛用する

基本的に洋物ブランドって、日本で買うと割高。コンピュータとかだとまた話は変わってくるのだけど(Appleってすごく良心的だと思う)、ファッション、雑貨系はいまだに内外価格差が大きい。
 
特にメーカー子会社が存在せず、いわゆる輸入代理店が扱っているような場合。一昔前ならこんなもんか、って思えるようなものも、今は海外価格を簡単にチェックできるから。ぼったくり感を覚えるのも、やむなしというところがある。
 
ただ、僕は基本的には正規輸入販売を支持する立場。リスクを負っているから。本国メーカーからノルマも課せられているだろうし、日本国内でブランド価値を上げるためのマーケティング費用だってかかっているはずだし。もちろん並行輸入業者だってリスクを取っているのはわかるのだけど。
 
まあ、正直なところ、ビスレーのキャビネットは高すぎると思う。思うというか、ずっと思っている。amzon.co.ukなんかで価格を見ると、「マジかよ、おい!!」と、どうしてもなってしまう。
 
特にスチールキャビネットという物自体が完全にコモディティ化してしまった昨今。なんでこんなにビスレーって高いの??と思う方もきっといらっしゃることでしょう。ビスレー歴がそれなりに長い僕から回答させてもらうと、はっきり言って、機能面でこの価格を正当化する理由はまったくございません。
 
ではビスレーとはなにか。それは、イケアに置いてある1万円以下のそれなりに高品質なスチールキャビネットを横目に見つつ、「でも、これにはBISLEYロゴついてないから、、、」という理由だけで、その三倍のお金を払うことに躊躇しない人間だけが手に入れることのできる孤高のアイテムなのだ!!!
 
まあ実際ビスレーは確かにかっこいいですわ。オシャレ系文房具ショップなんかにディスプレーされているビスレーを見て、「いつかビスレーで部屋のデスクを構成したい、、、」と心に刻んでいる老若男女、いっぱいいると思いますわ。
 
正直このコンピューター時代に引き出しに入れるものなんかそんなにないわけですが、それでもビスレーのカラフルな10段キャビネットに触れたあかつきには、「俺もこれで整理整頓上手になっちゃうかも、、、」などと夢想しちゃうこと請け合いですわ。上手になんかならないんだけどね。
 
ほめているのかけなしているのかよくわからなくなってきたけど、僕はビスレーのキャビネットが大好きである。僕は地震に対する危機感をかなりもっているほうで、家具の選定基準も地震抜きには考えられないのだけど、唯一の例外がビスレー。スチールでカクカクしているので、地震のときに子どもにあたったりしたら危険だな、、、と思うのだけど、どうしても諦められない。倒れても比較的安全なところに置いてあります。
 
繰り返し述べているように、1万円出せばそれなりのスチールキャビネットが手に入る昨今。引き出しにローラーすら付いてないビスレーを選ぶ理由は、そのルックス以外ございません。ルックスとはなにかといえば、 多色と多段。僕のうちにはブルーのキャビネットが3つあるのだけど、木製家具と非常に相性がいい。部屋をきりっと締めてくれる。
 
あとはもうほんと価格だけ。まあ孤高の存在ですから、あえて下げないという戦略も大いに支持するわけですが、もうちょいなんとかならんかな、、、。